背骨は呼吸で動かす
更新日:2020年10月21日
背骨を動かすメリットは前回の記事でお伝えしました。
もちろんヨガやピラティスのレッスンなどの運動をするのが最高ですが
日常生活でもちょっとした工夫で背骨の健康を維持することができます。
それは呼吸で背骨を動かすという概念を持つことです。
まず背骨周辺の作りですが背骨には肋骨がついています。
そして肋骨は肺を保護し肺の働きに合わせて動く可動域があります。
大きく息を吸えば肺の膨らみにあわせて肋骨も大きく膨らみ
息を吐けば肺の収縮にあわせて肋骨も収縮します。
では実際に体感してみましょう!!
自分のわきの下の肋骨を触ってみてください。
その状態で深呼吸しましょう。
息を細く長く吸い。吐くときもゆったりと吐いてください。
自分の肋骨の動きを感じれましたか?
もう少し細かく観察してみましょう。
息を吸う時に肺の膨張に合わせて少し身長が少し伸び
息を吐くときに身体が中心に向かってしまっていくのを感じてみましょう。
感じにくくても力をいれて無理に呼吸してはいけません。
力が抜けている状態の方が呼吸は入りやすいです。
時間をかけて感じてみてください。
肋骨は背骨とダイレクトにつながっているので連動しています。
この観察を続けていくと自分の呼吸で背骨が伸び縮みする感覚を得ることができます。
この呼吸感覚をぜひ日常生活に取り入れてください!!
お仕事中に座りながらでも、歩きながらでも出来るはずです。
息の仕方は 生き方 ともいわれているので細かい意識ですが
確実に健康状態は変わってくるはずです。ぜひためしてください!!